堀部 敬三(ほりべ けいぞう)

所属

写真 堀部 敬三

国立病院機構 名古屋医療センター
上席研究員
小児科シニア医

 

専門分野

小児血液腫瘍学、がん医療政策

 

連絡先

〒460-0001
名古屋市中区三の丸4-1-1
国立病院機構名古屋医療センター
臨床研究センター、小児科
電話:052-951-1111(代表)
E-mail:keizo.horibe[at]nnh.go.jp([at]を@に変えたものがEメールです)
御連絡はメールにてお願いいたします。

 

研究分野

小児がん、AYA世代がん、臨床試験、ゲノム医療

 

現在の研究テーマ

・造血器腫瘍の臨床ゲノム情報統合データベース構築する研究
・AYA世代がん医療と支援に関する研究
・小児白血病・リンパ腫の分子マーカー探索ならびに治療開発に関する研究

 

資格・専門医等

・日本小児科学会小児科専門医・指導医
・日本血液学会血液専門医・指導医
・日本小児血液・がん学会小児血液・がん暫定指導医
・日本造血細胞移植学会造血細胞移植認定医

 

学術賞

The Nezelof Award(14th Annual meeting of the Histiocyte Society, 1998)

 

略歴

<学歴>
昭和53年3月 名古屋大学医学部卒業
昭和55年4月 名古屋大学大学院医学研究科入学
昭和61年3月 名古屋大学大学院医学研究科修了(医学博士)
<職歴>
昭和53年4月 公立陶生病院医員(研修医)
昭和54年4月 名古屋大学医学部附属病院医員(研修医)
昭和57年4月 メモリアル・スローン・ケタリングがんセンター(米国) リサーチフェロー
昭和61年4月 名古屋第一赤十字病院小児科医員
昭和63年6月 名古屋大学医学部小児科助手
平成04年6月 同 講師
平成10年2月 同 助教授
平成13年7月 国立名古屋病院小児科医長
平成16年1月 同 臨床研究センター長
平成16年4月 独立行政法人国立病院機構に移行、名古屋医療センターに改称
臨床研究センター長、小児科医長併任
平成20年4月 同 小児科部長併任
平成31年4月 同 小児科シニア医師、臨床研究センター上席研究員

 

代表的な研究業績

主な公的研究(研究代表者)

・ 思春期・若年成人がん対策
平成27年度~平成29年度厚生労働科学研究費補助金(がん政策総合研究事業)
「総合的な思春期・若年成人(AYA)世代のがん対策のあり方に関する研究」

・ 臨床研究品質確保体制整備・医薬品開発
平成25年度~平成29年度厚生労働科学研究費補助金(医療技術実用化総合研究事業)・日本医療研究開発機構(AMED)革新的医療技術創出プロジェクト「臨床研究中核病院を活用した国際標準の臨床研究の推進と新規医薬品・医療機器の開発に関する研究」
平成27年度~平成30年度日本医師会臨床研究・治験推進研究事業医師主導治験の実施支援に関する研究及び治験推進に関する研究(再発又は難治性のCD30陽性ホジキンリンパ腫又は全身性未分化大細胞リンパ腫の小児患者を対象としたブレンツキシマブ ベドチン(SGN-35)の第I相試験(医師主導治験))(研究代表者 堀部敬三)

・ ゲノム医療実用化プロジェクト
平成28年度~平成30年度日本医療研究開発機構(AMED) 臨床ゲノム情報統合データベース事業(がん領域)「がん領域における臨床ゲノム情報データストレージの整備に関する研究」

・ 小児白血病・リンパ腫のゲノム解析研究
平成27年度~平成29年度日本医療研究開発機構(AMED) 研究開発費オーダーメイド医療実現プログラム「小児がんの発症と臨床経過に関する薬理遺伝学的解析研究」
平成26年度~平成27年度文部科学省科学技術試験研究委託事業・日本医療研究開発機構(AMED) 研究開発費次世代がん研究シーズ戦略的育成プログラム「小児がんにおける網羅的ゲノム・エピゲノム解析による再発・難治例を予測するバイオマーカーの探索」

・ 小児造血器腫瘍の臨床研究
平成23年度~平成25年度厚生労働科学研究費補助金(がん臨床研究事業)
「小児造血器腫瘍に対する標準治療と診断確立のための研究」
平成20年度~平成22年度厚生労働科学研究費補助金(がん臨床研究事業)
「小児がんに対する標準治療と診断確立のための研究」
平成14年度~平成19年度厚生労働科学研究費補助金(がん臨床研究事業)
「小児造血器腫瘍の標準的治療法の確立に関する研究」

最近の主な論文・著書

    1. Ohara A, Horibe K, et al. Current situation of cancer among adolescents and young adults in Japan. Int J Clin Oncol. 2018 Dec;23(6):1201-1211. 2011
    2. 堀部敬三 編集「AYA世代がんサポートガイド」金原出版 東京 2018
    3. Sakamoto K, Horibe K, et al. Low Incidence of Osteonecrosis in Childhood Acute Lymphoblastic Leukemia Treated With ALL-97 and ALL-02 Study of Japan Association of Childhood Leukemia Study Group. J Clin Oncol. 2018 Mar 20;36(9):900-907. Iijima-Yamashita Y,
    4. Horibe K, et al. Prognostic impact of minimal disseminated disease and immune response to NPM-ALK in Japanese children with ALK-positive anaplastic large cell lymphoma. Int J Hematol. 2018 Feb;107(2):244-250.
    5. Iijima-Yamashita Y, Horibe K, et al. Multiplex fusion gene testing in pediatric acute myeloid leukemia. Pediatr Int. 2018 Jan;60(1):47-51.
    6. Hori H, Horibe K, et al; Japan Association of Childhood Leukemia Study. Acute and late toxicities of pirarubicin in the treatment of childhood acute lymphoblastic leukemia: results from a clinical trial by the Japan Association of Childhood Leukemia Study. Int J Clin Oncol. 2017 Apr;22(2):387-396.
    7. Horibe K, et al. Long-term results of the risk-adapted treatment for childhood B-cell acutelymphoblastic leukemia: Report from the Japan Association of Childhood Leukemia Study ALL-97 trial. J Pediatr Hematol Oncol 2017 Mar;39(2):81-89.
    8. Vora A, Horibe K, et al. Influence of Cranial Radiotherapy on Outcome in Children With Acute Lymphoblastic Leukemia Treated With Contemporary Therapy. J Clin Oncol. 2016 Mar 20;34(9):919-26.
    9. Minard-Colin V, Horibe K, et al. Non-Hodgkin Lymphoma in Children and Adolescents: Progress Through Effective Collaboration, Current Knowledge, and Challenges Ahead. J Clin Oncol. 2015 Sep 20;33(27):2963-74.
    10. Pui CH, Horibe K, et al. Childhood Acute Lymphoblastic Leukemia: Progress Through Collaboration. J Clin Oncol. 2015 Sep 20;33(27):2938-48.

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