西村 理恵子(にしむら りえこ)

 

所属

写真 西村 理恵子

国立病院機構 名古屋医療センター
臨床研究センター 高度診断研究部 病理診断研究室 室長
病理診断科 医長

 

専門分野

病理診断学,細胞診断学

 

連絡先

〒460-0001
名古屋市中区三の丸4-1-1
国立病院機構名古屋医療センター
臨床研究センター
病理診断科
電話:052-951-1111(内2700)
FAX:052-951-1323(直通)
Eメール: nishimura.rieko.wd[at]mail.hosp.go.jp ([at]を@に変えたものがEメールです)
御連絡はメールにてお願いいたします。

主たる研究分野

乳腺病理

現在の研究テーマ

セルブロックを用いた乳癌コンパニオン診断の有用性
前任地の四国がんセンターでは,病理診断医として乳腺を中心とした病理診断を担当しながら,日常業務で疑問に思った点について研究を行ってきました.現在は,平成21年から3年間,厚生労働省がん研究開発費「本邦での乳癌検体におけるホルモン受容体,HER2受容体発現評価の精度管理システム構築に関する研究」班(主任研究者:青儀健二郎先生)の研究協力者として,乳癌細胞診受容体検査について研究を行ったことをきっかけに,それに関連する研究を継続しています.

 

資格・専門医等

・日本病理学会認定 病理専門医・研修指導医
・日本臨床細胞学会認定 細胞診専門医・教育研修指導医
・Fellow of the International Academy of Cytology(国際細胞学会認定 細胞診断医)
・日本専門医機構認定 臨床検査専門医

 

略歴

昭和63年 3月 関西医科大学医学部医学科卒業
平成 2年 4月 関西医科大学大学院医学研究科博士課程入学(病理学専攻)
平成 6年 3月 関西医科大学大学院医学研究科博士課程単位習得(病理学専攻)
平成 7年 6月 国立がんセンター東病院 がん専門修練医 研修開始(外科病理専攻)
平成 9年 5月 国立がんセンター東病院 がん専門修練医 研修終了(外科病理専攻)
平成 9年 6月 国立がんセンター東病院臨床検査部 非常勤医師
平成10年 3月 国立がんセンター東病院臨床検査部 退職
平成10年 4月 大阪警察病院臨床病理科 副医長
平成13年 3月 大阪警察病院臨床病理科 退職
平成13年 4月 国立病院四国がんセンター 臨床検査科 臨床検査科医師
平成14年 4月 国立病院四国がんセンター 臨床検査科 臨床検査科長
平成16年 4月 独立行政法人国立病院機構四国がんセンター(名称変更) 臨床検査科 臨床検査科長
平成30年 4月-現在 独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター 病理診断科 医長

 

受賞歴

第4回「乳癌の臨床」賞 奨励賞 平成22年 2月25日
四国がんセンター年間優秀論文賞 6回受賞 平成23(2編), 24, 25 ,27, 29年
第58回 日本臨床細胞学会総会(春期大会)ポスター優秀演題賞 平成29年 5月28日
第12回「乳癌の臨床」賞 優秀賞 平成30年 2月6日

 

代表的な研究業績

(筆頭著者,乳腺病理関係のみ,症例報告は除く)

  1. 西村理恵子, 大住省三, 石崎雅浩, 青儀健二郎, 佐伯俊昭, 高嶋成光 (2002) 乳房マンモトーム生検における蓚酸カルシウム結晶の意義. 乳癌の臨床 17(6): 554-557
  2. 西村理恵子, 大住省三, 青儀健二郎, 佐伯俊昭, 石崎雅浩, 高嶋成光 (2003) 乳腺穿刺吸引細胞診にて良悪判定が困難であった例の検討. 乳癌の臨床 18(5): 480-481
  3. 西村理恵子, 大住省三, 石崎雅浩, 青儀健二郎, 佐伯俊昭, 井上 武, 居倉美穂, 高嶋成光 (2004) 蓚酸カルシウム結晶による乳房微細石灰化病変のマンモグラフィ像と組織像.日本乳癌検診学会雑誌 13(2): 149-153
  4. Rieko Nishimura, Shozo Ohsumi, Norihiro Teramoto, Takashi Yamakawa, Toshiaki Saeki, Shigemitsu Takashima (2005) Invasive cribriform carcinoma with extensive microcalcifications in the male breast. Breast Cancer 12(2): 145-148
  5. 西村理恵子, 寺本典弘, 山内政之, 山本珠美, 明比一郎, 中矢絵美, 森田佐智子 (2005) 非浸潤性乳管癌を主体とする乳癌の捺印細胞像の検討. 日本臨床細胞学会雑誌 44(5): 273-278
  6. Rieko Nishimura, Toshiaki Saeki, Shozo Ohsumi, Yoichi Tani, Shigemitsu Takashima (2007) Immunohistochemical expression of hormone receptors and histological characteristics of biochemically hormone receptor negative breast cancers. Breast Cancer 14(1): 100-104
  7. 西村理恵子, 青儀健二郎, 山本珠美, 高畠大典,高嶋成輝, 香川昭博,森田佐智子,寺本典弘 (2009) 乳癌穿刺吸引細胞診標本を用いた液状細胞診法によるホルモンレセプターの判定. 乳癌の臨床 24(5): 625-630
  8. Rieko Nishimura, Naruto Taira, Shigenori Sugata, Daisuke Takabatake, Shozo Ohsumi, Shigemitsu Takashima (2011) Suspicious Calcification in Breast Benign Lesions: A Radio-Pathologuc Correlation. Breast Cancer (Electric publication ahead of print in March 4, 2010) 18(1): 33-36
  9. 西村理恵子,青儀健二郎 (2011) 乳癌細胞診検体を用いたレセプター判定の必要性:アンケート結果から.乳癌の臨床 26(1): 121-130
  10. Rieko Nishimura, Kenjiro Aogi, Tamami Yamamoto, Daisuke Takabatake, Seiki Takashima, Norihiro Teramoto, Akihiro Kagawa, Sachiko Morita (2011) Usefulness of liquid-based cytology in hormone receptor analysis of breast cancer specimens. Virchows Archv (Electric publication ahead of print in December 4, 2010), 458 (2): 153-158
  11. 西村理恵子, 山本珠美, 青儀健二郎,高畠大典,高嶋成輝,高橋三奈,清藤佐知子,大住省三 (2011) セルブロックを用いた乳癌HER2判定の可能性.乳癌の臨床 26(5): 597-601
  12. 西村理恵子, 寺本典弘, 山本珠美, 香川昭博, 森田佐智子 (2012) 穿刺吸引検体におけるセルブロックの有用性.日本臨床細胞学会雑誌 51(4): 235-240
  13. 西村理恵子, 山本珠美, 香川昭博, 森田佐智子, 寺本典弘,高畑浩之 (2012) セルブロックを用いた乳癌ホルモン受容体判定.日本臨床細胞学会雑誌 51(5): 323-328
  14. Rieko Nishimura, Puay Hoon Tan, Aye Aye Thike, Min-Han Tan, Naruto Taira, Hui Hua Li, Shozo Ohsumi (2014) Utility of the Singapore nomogram for predicting recurrence-free survival in Japanese women with breast phyllodes tumours. J Clin Pathol 67: 748-750 (Electric publication ahead of print in May 7, 2014)
  15. Rieko Nishimura, Akihiro Kagawa, Sachiko Tamogami, Kenta Kojima, Masakazu Satou, Natsumi Yamashita, Norihiro Teramoto, Kenjiro Aogi (2016) Correlation of HER2 gene status assessment by fluorescence in situ hybridization between histological sections and cytological specimens of breast cancer. Breast Cancer 23(2): 211-215 (Electric publication ahead of print in July 21, 2014)
  16. 西村理恵子 (2015) 乳癌セルブロックを用いたホルモン受容体およびHER2検査:当院における日常運用経験.臨床病理 33: 319-321
  17. Rieko Nishimura, Nami Okamoto, Masakazu Satou, Kenta Kojima, Shinichi Tanaka, Natsumi Yamashita (2016) Bright-field HER2 dual in situ hybridization (DISH) assay on breast cancer cell blocks: A comparative study with histological sections. Breast Cancer 23(6): 917-921 (Electric publication ahead of print in January 8, 2016)
  18. Rieko Nishimura, Nami Okamoto, Masakazu Satou, Kenta Kojima, Shinichi Tanaka (2016) HER2 immunohistochemistry for breast cancer cell blocks can be used in the same way as that used for histological specimens. Diagnostic Cytopathology 44(4):274-9 (Electric publication ahead of print in January 22, 2016)
  19. 西村理恵子,増田慎三,山城勝重,村田有也,松井哲,森淸,高橋將人,青儀健二郎,伊東正博,前田茂人,倉岡和矢,尾崎慎治,市原周,佐藤康幸,田口健一,徳永えり子,鈴木博義,渡辺隆紀 (2017) 乳癌転移巣細胞診検体受容体検査の日常運用に関する多施設共同研究:ホルマリン固定細胞検体のアルギン酸ナトリウム法セルブロックによる標本作製の提案.乳癌の臨床 32(3): 249-257
  20. Rieko Nishimura, Yuya Murata, Kiyoshi Mori, Katsushige Yamashiro, Kazuya Kuraoka, Shu Ichihara, Kenichi Taguchi, Hiroyoshi Suzuki, Masahiro Ito, Natsumi Yamashita (2018) Evaluation of the HER2 and hormone receptor status in metastatic breast cancer using cell blocks: a multi-institutional study (in press)

 

著書

(乳腺病理関係のみ)

  1. 西村理恵子, 高嶋成光 (2002) 7. 骨髄・骨生検. II. 検査法と評価. B. 各種検査法の実際. 再発乳癌治療ガイドブック(足立勇・高塚雄一編)91-94頁, 南江堂, 東京
  2. 西村理恵子 (2008) II. 各論. B. 悪性腫瘍. 3. 特殊型乳癌. (1) 髄様癌. 乳腺病理カラーアトラス(土屋眞一・秋山 太・森谷卓也編)108-109頁, 文光堂, 東京
  3. 西村理恵子 (2010) 各論.7. 乳腺領域.良性.アトラス細胞診と病理診断.(亀井敏昭・谷山清己編)136-137頁, 医学書院, 東京
  4. 西村理恵子 (2010) 第2部.I. 上皮性腫瘍. B. 悪性(癌腫). 2. 浸潤癌. b 特殊型.(9) 管状癌. 腫瘍病理鑑別診断アトラス.乳癌(黒住昌史・森谷卓也編)105-108頁,文光堂, 東京
  5. 西村理恵子 (2011) 3章.上皮性腫瘍-癌および境界病変. 分泌癌. 癌診療指針のための病理診断プラクティス.乳癌(青笹克之・黒住昌史編)147-152頁, 中山書店, 東京
  6. 西村理恵子 (2016) 第2部.Ⅵ. 特殊型乳癌. 5. アポクリン癌. 腫瘍病理鑑別診断アトラス.乳癌 第2版(森谷卓也・津田 均編)100-103頁, 文光堂, 東京
  7. 西村理恵子 (2016) 4.細胞診検体を用いたレセプター検索(セルブロック法).乳房超音波ガイド下針生検マニュアル.細胞診から吸引式組織生検まで(日本乳腺甲状腺超音波医学会インターベンション研究部会編)93-96頁,アトムス,東京

 

助成金

(過去3年間)
NHOネットワーク共同研究H26,29-NHO(がん一般)-02
細胞診検体を用いた乳癌薬物療法適応決定のための基礎研究(研究代表者 西村理恵子)
研究代表者
平成26-29年度

NHOネットワーク共同研究H26,29-NHO(多共)-02
国立病院機構における乳腺遠隔病理診断ネットワーク構築: オンライン病理検討会機能を有するデータベース(研究代表者 市原周)
研究責任者
平成26-29年度

NHOネットワーク共同研究H27-NHO(多共)-02
病理診断支援システムの質の研究(研究代表者 寺本典弘)
研究協力者
平成27-29年度